裁判ゲーム

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今更ですが明けましておめでとうございます。こんにちはMRPのMです。

自社の同僚より、「Switchを買ったけどゲームは初心者のため、お勧めのゲームはないか?」という声がありましたので、今回はゲームプレイに反射神経は必要なく、ゲーム内の情報から適切な選択、行動をとるアドベンチャーゲームを紹介したいと思います。

今回紹介するのは「逆転裁判123 成歩堂セレクション」です。
簡単に「逆転裁判」シリーズを説明すると、2001年に開発元カプコンからゲームボーイアドバンスで発売された「法廷バトルアドベンチャーゲーム」です。
逆転裁判シリーズは他のナンバリングもあり、スピンオフ作品など様々なゲームも出て様々な機種への移植や舞台化、アニメ化、実写映画化もされました。今回紹介するのは主人公「成歩堂 龍一」が活躍する「逆転裁判と2と3」がセットになった「逆転裁判123 成歩堂セレクション」で、まずはこの作品がおすすめしたいと思います。
それまで法廷を舞台にしたゲームはなく、最初は単発で終わる予定だったようですが、予想以上に売れたためシリーズ化し、このシリーズにハマったことがきっかけで、実際に弁護士になった方もいます。
今回はいかにヒットしたのか感じたことを紹介します。

①小学生に裁判をわかりやすくする
「逆転裁判」は「法廷劇」を舞台としたゲームで、
弁護人が犯人ではない証拠や手がかりなどを探す「探偵パート」、
見つけた証拠や手がかりを武器に検察や目撃者の証言などに矛盾を見つけて証拠品を突き付けて、新たな真実を見つける「法廷パート」、
法廷で新たに発見した真実などをまた調査するために「探偵パート」など繰り返し真犯人を見つけ出す…
という流れです。
このゲームが発売されたのは2001年で、まだゲーム=子供の認識で、メインターゲットは小学生くらいからです。そもそも裁判の知識として「弁護人」、「被告人」など知っていなければならないですが、チュートリアルでは主人公は新米弁護人のためゲームの中で「被告人は誰ですか?」みたいな質問に答えて自然とゲームをしながら覚えていきます。
初見となる用語(例えば銃の線条痕)は相棒となる人物が「せんじょうこんって?」と聞きと主人公が「銃を発砲する際、弾丸に残るらせん状の傷」みたいに答えてくれてゲームの流れをスムーズに進めてくれます。

②個性豊かな登場人物
開発者が意識して作ったことして、推理小説などで「人物が多くて誰が誰だかわからなくなる」という問題が起きないように考えておりました。
主人公は「成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)」という推理するということで「なるほど」を入れたようです。他には切れ者検事ということ「剣」を入れた「御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)」、あまり頭が切れない刑事ということで「糸鋸 圭介(いとのこぎり けいすけ)」、他にも「小中 大(こなか まさる)」、「松竹 梅代(しょうちく うめよ)」など名前に凝ったものや見た目も個性豊かな登場人物が多く、インパクト大です。ちなみに私が好きなのは4ですが、「北木 滝太(きたき たきた)」、「並奈 美波(なみな みなみ)」の名前が好きです。

他にも魅力的なところがあるのですが、長くなりそうなので終わります。ぜひ裁判ものなどが好きな方はやってみてください。